エキゾチックショートラファ

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ラファ先生と踊りながらおいかけっこをする

ラファ先生は、追いかけっこが大好きな猫でございますので、
本日も積極実施をいたしましたが、
本日のバックグラウンドミュージックは、トム氏とジェリー氏のテーマではなく、
イツァーク・パールマンの『タンゴ』であった為、
仕方がなくも踊りながらの追いかけっことなり、
先生としては、踊りつつ追いかけるあたしに対しての怯え度が、
通常の2.3倍であったため、
大変喜んでいただけた事と思います。


そして、ユーチューブというものは、
その動画が終わったら強制的に次の動画にいく訳で、
その次の動画があたしにとっては初体験の
「パールマンとヨーヨーマと小澤さんのユーモレスク」
であった為、
随所随所で、「ううう、素敵すぎる」とくずれ落ち、
オケが全員
「タラリララリラリララリラリララー!!」
と、バーン!って入るところでは、
すごい、すごすぎるよ、と崩れ落ち、
追いかけっこはあたしの都合で終了したのでございます。


こないだも、あたし小澤征爾さんの凄さってよくわかんない、といった、
日本人にあるまじき暴言を吐いたばかりのくせに、
このユーモレスクはすごかったよ。


このシンプルで限りなく美しいドヴォルザークの曲は、
もちろんピアノピースもあり、
シンプルな割りにはフラットがえらいたくさんついてるような曲ですが、
これはですね、弾きながら感極まって泣いちゃうくらいステキな曲なんだよ。
お母やんに一度弾きながら泣いてるところを見られて、
「悲しいことがあったんかい」と言われ、
「そうでもない」
と、しぶしぶ答えたことは大変思い出深いことでございます。


そんな物凄い物凄いユーモレスク
Dvořák Humoresque Yo Yo Ma, Itzhak Perlman




そして、もっと追いかけっこしようよーと迎えにいったら、
しっぽで口元を押さえ、
「ぽんぽん泣いてたくせにまだやろうって言ってるのか。あほですな」
とおっしゃっているに違いない先生。

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