ラファ先生にも独立器官が備わっていると思われる
寝てましたが何か
今日はだいぶあったかかったので、
ラファ先生はこのように、
あたしではなくクッションとともに寝ておられるのでございます。
しかし、昨日は雨が降っていて寒かったため、
ちゃぶ台のとこに座るあたしのお膝の間で、
可愛らしくお休みくださったのでございます。
しあわせ!(ぴくとも動けないが)
ええと、村上春樹さんのエッセイをですね。
買ったのですけれども。
まず、購入時に書店の店員さんに新刊のエッセイ下さいと言ったら絶対5秒で出てくると思ったのに、
やたら探していらっしゃるなと思ったら間違って村上龍のエッセイをくれと言ったみたい。
エライスミマセンと謝って、春樹さんの方ですと伝えたらやはり5秒で出てきました。
しかしなんともエッセイちっとも面白くないのでございます。
でもね、小説書きが、エッセイつまんないのって、ホントに格好いい。
小説書きは、きっと、お話が面白ければいいのでございます。
鮮烈で骨太な美文で読み手をぐいぐい圧倒する開高健さんは、エッセイもモーレツに面白かったけど、開高健さんのお話は、ほぼエッセイだったからなあ。
ということで、春樹さんのエッセイは買わなくてもよかった。
むしろ龍のエッセイ買っとけばよかった。
といったところが感想でございました。
そんな、エッセイおもしろくない春樹さんのお話に『独立器官』という、大変面白く恐ろしいおはなしがあります。
独立器官って何かというと、
女性には必ず備わっている、
意思とは無関係に嘘をつく機能のみ果たす器官でございます。
意思や感情とは無関係にですよ。
そして、男性には同様に、
暗い穴に落ちてゆくように恋愛にはまる機能を持つ、独立器官があるそうなのでございます。
確かに、その器官が優秀な働きをする女性は、魅力的なのだろうと思うのよね。
あたしにも、きちんと具備されてるのか、ちょっと不安、、。
そして!
ラファ先生には、寒さにより人にぴとっとくっつく独立器官が備わっているのでございます。
かなりご機嫌がよろしくない状態でも、寒い早朝は必ずあたしのベッドにのって、ごろごろ言ってくださるのでございます。
しかも、ちょっと不本意な感じで、、。
冬とラファ先生の独立器官に対し、ありがたいと思いつつ、今日も窓細く開けて寝ちゃうもんね。