ラファちろりん先生の教え
酔っぱげたあたしに抱っこされ、且つ激写される王妃。
陵辱され感が半端ない。
同時に、あたしの頼りにならないくせに酷い人感が半端ない。
という訳で、唐突に宮城に行ってきました。
久しぶりに連絡をとったM利に、
「うふふ、木村さん週末一人で仙台行こうと思ってたんだけど、一緒に行きますかー、うふふー」
と言われ、なんか、「うん」と言ってしまったところ、本当に3日後には一日のうちで宮城に行ったり帰ったりしておりました。
あたしもM利も、群馬の高崎というところに住んでいるので、宮城は、遠いな。
しかし、M利は、うふうふ言いながらピンクの軽で東北道をぶっとばし、下り勾配のカーブでトラックをどうにも抜きまくり、萌えを語りすぎてハンドルをはなしたりし、しかし、やはり群馬女子として運転スキルはえらいある為、無事に松原に降り立ったのでございます。
そして、あたしたちは、全身牡蠣臭くなる程、牡蠣を貪って貪って貪ったのでございました。
これが貪りの限りを尽くした舞台。
嵐の前の静けさ。
戦闘が開始された。
こんな三位一体な牡蠣もたくさんあった。
綺麗に中のミルキィ鉄男を取り出せた感じ。
このようにして、ナイフと軍手を使い、あたしたちは牡蠣を剥いて剥いて剥きまくって、40粒は確実に胃に放り込みました。
ついたしょっぱなこれだったので、道中車中は常に牡蠣の海とミルクの香り。
そして、その匂いをまるまるもって帰り、11時ごろ帰宅したあたしたちは、ラファにだいぶ不審がられたのでございます。
ラファ、広島市内から群馬に来ちゃったから海の匂いなんて知らないもんねー。
めちゃめちゃ匂いをかいでくるラファに触ろうとすると、「触るでない」といった顔をして、伸び上がりつつターンをしてどっかへ行ってしまうですが、鬼のようにずっと運転をしていた(そしてうふうふ言っていた)M利には、だいぶ優しくしてあげていました。
さすが、ラファ先生は労いを理解している訳でございます。
ずっと助手席に座っていたぽんぽんなんて、冷たくしていいのでございます。
その通りでございますとも。いや、本当に。
なので、あたしもラファ先生を見習い、何故か帰りの那須高原インターで欲望のままに購入したお高いパテとかレバーペーストとか牛タンスモークとかでパスタやらサンドイッチやらサラダやらスープやらを作成し、M利を労ったのでございました。
本当に、ラファ先生には、教えていただく毎日でございます。
いつもありがとね、ラファちろりん。
★ごはんは変化無し。