あたしはラファのことをものすごく愛しているのですけれども、ラファ先生が愛しているのはレタスです。
これは、間違いないことでございます。

涙目で、必死にお手てを伸ばし、レタスを求める。こんなに涙目で。

このような切ない表情で何かを切望するということは、やはり素晴らしいことであると、本日米国ドラマの『ホームランド』を見ていても思いました。

『ホームランド』はアメリカと中東のお互いの全く相容れないながらに自国の平和を切望するドラマなので、先生がレタスを切望するのとは、規模が、大宇宙とラファ先生のベッド(つまりあたしのはんてん一枚分)くらい違うのですが、ああ、でも、よく考えたらそんなに違わないか。

あたしは日本にいてばんばん電気とか使って、ラファ先生のごはん頼んだらＡｍａｚｏｎ先生が翌日持ってきてくれるような暮らしをしていて、それでも、自分の暮らしを当たり前だとばかり思っている訳ではなく、ありえないくらいに有難い事だと思っているのでございます。

土地土地のお金やもろもろの回し方は、それこそ町一つ違っても異なるものだと思いますが、なるべくその回る円と円がぶつかりあって摩擦が起きぬよう、なるべくおだやかに重なるよう、祈らずにはおれないのでございます。

そんで、今日なんとかホームランドを見終わりたい。

★　ごはんは変わらず。

にほんブログ村