昨日、あたしにとってこの世のものとも思われない幸せが訪れました。

ラファ先生が！

初めて、あたしの愚膝に座ってくださいました！！！！！

愛する猫が何の前触れも無く、膝に、とすっと座ってくれた時の目眩のするような幸福感！！

しかも、ラファ先生ったら、レタス食ってるわけでもないのに、ぐるぐる言ってくれてんですよ。

ああ！！！！！

しかもあたしはその時まさおを見ていた訳ですよ！！

「まさお」と突然言われても、ほとんどの方がおわかりにならないと思いますが、ええと、宝塚月組のドヤ様トップである龍真咲さんです。

まさおは本当に何の役やってもドヤ様だなぁと感心していた時に、ラファ先生がちゃぶ台の下からあたしに可愛らしく接近し、そのままお膝に乗ってぐるぐる言ったり眠ったりしてくれたのでございます。

目の前にはまさお(ドヤ王子)、お膝にはラファ先生(食いしん坊王妃)ですよ。

もうなんというか、明日も頑張るって思えるよね。どんなことがあったって。

記念にいらしたばかりの生後3ヶ月のラファ先生をのせてみる。

というわけで、夜お泊りに来たちえこは、今、恋愛に取り組んでおり、半年で20キロは痩せたろうという激しい取り組みをしており、そして、「相手様の気持ちがわからない・・」とか言っておりですね。
あたしは思わず、

「ちえこ、あたしだってね、ラファ先生に心をを許してもらって、おでこにちゅーとかしても怒られなかったり、お膝に自らのってくれたりって、１年かかった訳ですよ」
と偉そうに言ったところ、

「木村さん！！　だってラーちゃんは猫じゃないですか！！！」
と悲痛に叫ばれ、あれ、なんか、ちえこっていつも悲痛に叫んでるなよく考えたら、ええもとい。

確かにラファ先生は猫だけどさ。
あたしにとっては先生だし。
こないだお母やんが遊びに来たときも、帰りに帽子忘れてるって教えてくれて、お母やん感激してたし、そういった猫なので、なんというかあたしにとってはね、真剣に丁寧コミュニケイトしたい相手な訳ですよ。
あたしもいろいろ伝えたいし、先生の機微もわかりたいのですよ。

とは、ええと、ポテチを漫画かっつーくらいわかりやすくヤケ食いしているちえこには言わなかったのでございますけれども、なんといっても頑張って欲しいものです。
１年頑張れば、彼もお膝にのってくれると思う！！！
とかも勿論言ってない。

いろんな猫情報で、手で遊ばせてはいけない噛む猫になるからって書いてあって、ラファは上の写真のように小さい頃手で遊ぶのが大好きだったんだけど、途中でやめたの。

そしたら、とっても「なんで！！？」って感じで、たぶんあたしの事を信じられなくなり、ちょっと嫌いになったのよね。
あたしはずーっとその事が気になっていて、ここ最近、ラファと手で遊ぶことを再開し、痛い時には「先生、痛いです」と言うとすぐやめてくれるし、基本甘噛みだし、主に手で遊んでいたらラファが「ぽんぽん、前みたいに手で遊んでくれるのか」みたいな感じで嬉しくなったと思うのよ。

それが愚膝乗っかりに繋がるんだと思うのですけれどもね。

情報はこの世に溢れ放題で、それを活用しない手はないのですけれど、目の前の状況を正確に把握した上で信じて真剣に考え判断するのが最も重要であると、ラファ先生に教わったのでございます。

まあなんというか、あたしの場合、「状況を正確に把握する」のが、めっちゃ難しいんですけどね。

本日、ラファ先生は愚膝に乗ってくださる気もち皆無。

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