エキゾチックショートラファ

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ラファ先生は、おふとんを見かけると寝てしまう

私のはんてんと先生



先生の冬のお布団は、

あたしのベッドのあしもとに具合よくしてある、

綿入り半纏なのでございます。


しかし、はんてんはやはり、起きているときは着用するものですから、

ラファ先生のお布団は、

あたしが家にいる時は撤去されているということでございます。


今日あたしはお休みであった為、

朝はんてんを着ながらうろうろした後、

朝ごはんの準備をするので脱ぎ捨て、

ブロッコリなど茹でていたのです。

そして、下のような荒々しい朝ごはんを持ってキッチンから出たら、

先生がはんてんの真っ赤な裏地に乗り上げ、

条件反射的に(たぶん)寝ていたといった具合。


先生にはんてんをお返しせねばならなかった私は、

いやあちょいと寒いねと思いつつ朝ごはんを食べたのでございました。



あらあらしい朝ごはん


真ん中のエメラルドグリーンのものは、ブロッコリの茎の部分なんだけど、茎はたいへんに美味しいので、皮を厚く削いでこのように輪切りにして茹でるのがオススメ。



ぽんぽん、着るのか

ラファ先生にも独立器官が備わっていると思われる

寝てましたが何か



今日はだいぶあったかかったので、

ラファ先生はこのように、

あたしではなくクッションとともに寝ておられるのでございます。


しかし、昨日は雨が降っていて寒かったため、

ちゃぶ台のとこに座るあたしのお膝の間で、

可愛らしくお休みくださったのでございます。

しあわせ!(ぴくとも動けないが)


ええと、村上春樹さんのエッセイをですね。

買ったのですけれども。


まず、購入時に書店の店員さんに新刊のエッセイ下さいと言ったら絶対5秒で出てくると思ったのに、

やたら探していらっしゃるなと思ったら間違って村上龍のエッセイをくれと言ったみたい。


エライスミマセンと謝って、春樹さんの方ですと伝えたらやはり5秒で出てきました。


しかしなんともエッセイちっとも面白くないのでございます。


でもね、小説書きが、エッセイつまんないのって、ホントに格好いい。


小説書きは、きっと、お話が面白ければいいのでございます。


鮮烈で骨太な美文で読み手をぐいぐい圧倒する開高健さんは、エッセイもモーレツに面白かったけど、開高健さんのお話は、ほぼエッセイだったからなあ。



ということで、春樹さんのエッセイは買わなくてもよかった。

むしろ龍のエッセイ買っとけばよかった。

といったところが感想でございました。



そんな、エッセイおもしろくない春樹さんのお話に『独立器官』という、大変面白く恐ろしいおはなしがあります。


独立器官って何かというと、

女性には必ず備わっている、

意思とは無関係に嘘をつく機能のみ果たす器官でございます。


意思や感情とは無関係にですよ。


そして、男性には同様に、

暗い穴に落ちてゆくように恋愛にはまる機能を持つ、独立器官があるそうなのでございます。


確かに、その器官が優秀な働きをする女性は、魅力的なのだろうと思うのよね。


あたしにも、きちんと具備されてるのか、ちょっと不安、、。



そして!

ラファ先生には、寒さにより人にぴとっとくっつく独立器官が備わっているのでございます。


かなりご機嫌がよろしくない状態でも、寒い早朝は必ずあたしのベッドにのって、ごろごろ言ってくださるのでございます。

しかも、ちょっと不本意な感じで、、。



冬とラファ先生の独立器官に対し、ありがたいと思いつつ、今日も窓細く開けて寝ちゃうもんね。

山のあなたの空遠くにもラファ先生がおられると思われる

村上春樹さんのエッセイについて書く前に、

その前に出たハードカバーについて書こうと思っていたら、

枝雀師匠の落語が素敵すぎるので、

それについて書くというか、

そのリンクを貼りたくてならぬ。


桂枝雀 Shijaku Katsura 山のあなた 落語 Rakugo


山のあなたとは、山の彼方のことであり、つまり山のはるか向こうってことでございます。


なんというか、枝雀師匠はですね、『白〜い、ふわっふわっとしたもの』が大好きなのねぇ。

というのが、ひとつの大きな感想なのでございます。


もうひとつの大きな感想は、「喜びごとは、誰かがあーそりゃ良かったねと言ってくれてはじめて喜びごと。一人きりでは喜びごとにならないの」というような台詞を、本当に上手におっしゃるなあということでございます。

ぺろって聞いたら「やー、そんなことないよー」と思うところを、ホントだねぇと思っちゃうもんね。


そして、この噺を聞いた後の最も大きな感想は、ラファ先生は喉の下の半分しか白〜いふぁっふぁっじゃないですが、確実に『幸い』であると思うのでございます。


つまり、猫はほぼ音楽であり幸いであるということでございます。



定期購買しているが飲みが進まずうず高く積まれたコントレックスの箱の上の先生。

先生は茶色や黒のところも、ふぁっふぁである。